Venue 8 Pro LTE化 DOCOMO MVNO

ものすごく今更ですがDellのVenue 8 Proが安く手に入ったので早速モジュールを交換してLTEに対応させてみました

※ モジュール交換には分解を伴い保証の対象外になります
※ モジュール交換に伴いGPSが使用できなくなります
※ 実践する際はくれぐれも自己責任でお願い致します

調べてみるといくつか動作実績のあるモジュールがあるようです

HUAWEI製 ME906J
au系 MVNOで動作報告あり
docomo系 MVNOだと動作しないという報告あり

技適マークあり

Amazon(日本)で取り扱いあり

Dell製 DW5810E
EveryPad Pro(ヤマダ電機版 Venu )などで採用
docomo系 MVNOで動作報告あり

動作に難ありと報告もあるようですがファーム更新後は比較的安定している模様

日本の通販サイトで取り扱いは無く、海外のebayなどで入手する必要あり
モジュールの代金+送料などで1万円ほどを見込む必要あり

富士通製 ANT30MO
au系 MVNOだと動作しないという報告あり
docomo系 MVNOで動作報告あり

技適マークあり

旧ネットワークアクセステクノロジ社の製品

公式ドライバが32bit版しか提供されていない上に
GNSSのMHF4コネクタが独立しており衛星を補足できないようです

Amazon(日本)で3千円ほどで取り扱いされています

今回は安く入手した端末にGPSを使いたいがために高価なモノを選ぶのもアレなのでANT30MOを選択してみました
ちなみにVenue 8 Proは32bit版OSが乗っているので公式ドライバに関しては大丈夫かもしれません

分解・取り付け

本体とモジュールの他にギターピックを一枚用意しておくと良いです

人によっては男らしくマイナスドライバーなどで、こじ開ける方もおられるようですが
ギターピックは身近で手に入りやすく、丈夫な樹脂製で筐体に傷を付けにくいのでオススメです

SDカード、SIMカードは分解前に邪魔にならないように本体から取り除きます
当然ですが本体の電源は確実にOFFにします

どこからでも良いので縁にギターピックを滑りこませて
慎重にスライドすることでパキパキパキ…と本体からバックパネルを浮かせます

接着剤などは使われていないようで、わりとすんなり外せます
image

モジュールの配線を確認してプラグとモジュールを固定しているネジを外します
ネジで固定されていた箇所から少し持ち上げるようにしてモジュールを引き抜きます
image

新しいモジュールを差し込みネジ止めします
ケーブルの配線は位置が変わっているため注意が必要です
image

起動・動作確認

いつもの通りに起動させます
デバイスマネージャを開いてドライバが当たっていない箇所がないか確認します

APNを選択して接続することを確認します
LTEに対応したプランであればしばらく待つとLTEで接続されるはずです
スクリーンショット (1)

モジュールの製造元がアクセスネットワークテクノロジになっています
スクリーンショット (2)

GPSに関してはやはり衛星を補足できていないようです

自分はタブレットでマップを見るシチュエーションが思い浮かばないですが
筐体内にアンテナを追加できそうなスペースがあったので、そのうちアンテナを追加してみるかもしれません

参考サイト
ひまつぶしBlog 2nd Stage: Dell Venue 11 Pro 7140 LTEモデム ANT30MO へ交換で楽々800MHz捕捉
よくわかってないBlog その2 : Huawei ME906J を購入しました(venue 8 pro LTE化) 手持ちのSimカード検証
【Venue 8 Pro】 LTE化に挑戦(中): silent voice にゃ

VNC自動起動 Raspberry Pi2 Raspbian8 systemd

諸事情からRaspberry PiでVNCを使いたくなったのですが、VNCの自動起動に躓いたのでメモしておきます。

Raspberry Pi2に入れたRaspbian8なのですがDebian8がベースなのでinit.d方式でなくてsystemd方式で起動プロセスが走ります。

古いRaspberry Piの記事だとRaspbian7のinit.d形式で自動起動のスクリプトが書かれていたりします。。。
しかし本来、systemdでも/etc/init.d内の起動スクリプトも実行されるはずなのですが、うまく実行されませんでした。

取りあえず、”郷に入れば郷に従え”の教えに従い、systemd方式で設定ファイルを作成したら正常に起動しました。

$ sudo su –

# apt-get install tightvncserver

# vncserver :1
※ 初回起動時はパスワードを聞かれると思いますので設定してください

# vi /etc/systemd/system/vncserver@.service

[Unit]
Description=Remote desktop service (VNC)
After=syslog.target network.target

[Service]
Type=forking
User=pi
PAMName=login
PIDFile=/home/pi/.vnc/%H:%i.pid
ExecStartPre=-/usr/bin/vncserver -kill :%i > /dev/null 2>&1
ExecStart=/usr/bin/vncserver -depth 24 -geometry 1280x800 :%i
ExecStop=/usr/bin/vncserver -kill :%i

[Install]
WantedBy=multi-user.target

# systemctl daemon-reload
# systemctl enable vncserver@1.service

これで自動起動するはずです。。。

参考サイト
Raspberry Pi • View topic – VNC server in Jessie (using a systemd service)

ESXi6.0 + CentOS7.0 に vmware-tools をインストールする

気づいたらESXi6.0が出ていたので現在試しているのですが最小構成でインストールしたCentOS7.0にvmware-toolsをインストールしてみたのでメモしておきます。

必要なパッケージをインストールします
# yum -y install perl net-tools
※ net-tools は vmware-tools で ifconfig が必要なようなのでインストールします。

あとは基本的にCentOS6以前と同じ手順で、vmware-tools をインストールするだけです。
※ インストーラを起動すると open-vm-tools でなく vmare-tools を本当にインストールするか訪ねますが”yes”と答えればインストールできます。

WordPress + SQLite3 + Docker で1分もかけずにブログを作る

最近、Dockerイメージの作成がマイブームかも知れません。
今回はイメージさえあればWordPressを1分もかけずに構築できるイメージを作成してみました。

# vi Dockerfile

FROM centos:7

# 必要なパッケージをインストール
RUN yum -y update
RUN yum -y install httpd httpd-devel zip unzip tar wget
RUN yum -y install php php-xml php-pdo php-gd php-mbstring sqlite sqlite-devel

# WordPressをインストールしてSQLite3で動作するように設定
RUN wget https://ja.wordpress.org/latest-ja.tar.gz
RUN wget https://downloads.wordpress.org/plugin/sqlite-integration.1.8.1.zip
RUN tar xvfz ./latest-ja.tar.gz
RUN unzip ./sqlite-integration.1.8.1.zip
RUN rm -f ./latest-ja.tar.gz
RUN rm -f ./sqlite-integration.1.8.1.zip
RUN mv wordpress /var/lib/wordpress
RUN chown -R apache.apache /var/lib/wordpress
RUN mv /var/lib/wordpress/wp-config-sample.php /var/lib/wordpress/wp-config.php
RUN mv sqlite-integration /var/lib/wordpress/wp-content/plugins/
RUN mv /var/lib/wordpress/wp-content/plugins/sqlite-integration/db.php \
       /var/lib/wordpress/wp-content/

# ひな形を公開ディレクトリにコピーする
RUN cp -rpf /var/lib/wordpress/* /var/www/html/

# ログイン時にひな形から展開するように定義する
RUN echo "yes n | cp -ripf /var/lib/wordpress/* /var/www/html/ > /dev/null 2>&1" >> /root/.bash_profile

EXPOSE 80
VOLUME /var/www/html

RUN systemctl enable httpd

EXPOSE 80

# docker run --privileged -itd -p 8080:80 -v /root/wordpress/public_html:/var/www/html wordpress-sqlite bash -l -c "/sbin/init"

ブログの実態はホスト側で持つので保管先のディレクトリを作成
# mkdir -p /root/wordpress/public_html
# chmod 777 /root/wordpress/public_html

コンテナ起動
# docker run –privileged -itd -p 8080:80 -v /root/wordpress/public_html:/var/www/html wordpress-sqlite bash -l -c “/sbin/init”

ブラウザで http://127.0.0.1:8080 にアクセスしてWordPressのインストール画面が表示されれば成功です。

MySQLのコンテナを作成してDBとユーザを作ってボーリュームの指定をして・・・
というのが面倒だったので小規模ならSQLite3でもいいでしょ?っというノリで作ってみました。

Apacheを使いましたが、よくよく考えて見ればNginxでも良かったなと失敗した感が・・・。
そのうち、Nginxとphp-fpmとSQLite3を組み合わせたDockerイメージを作成してみたいと思います。

Go言語で画像ダウンローダを書いてみた

先ほどのGo言語で皆大好き htpdate を書いてみたに続いて画像をダウンロードするスクリプトを書いてみました。
PerlやRuby、Pythonほどスクレイピングをするライブラリは充実していないものの”goquery”というライブラリがGo言語でソコソコ使えそうだったので使用してみました。

ライブラリ(goquery)のインストール
# go get github.com/PuerkitoBio/goquery

ソースコード(事情は下に書きますが殴り書きです)
# vi downloader.go

package main

import (
  "os"
  "fmt"
  "path"
  "net/url"
  "net/http"
  "io/ioutil"
  "github.com/PuerkitoBio/goquery"
)

func GetImgUrl(base string) []*url.URL {
  var src_url_list []*url.URL

  doc, _ := goquery.NewDocument(base)
  doc.Find("img").Each(func(_ int, s *goquery.Selection) {
    src, exists := s.Attr("src")
    if exists {
      base, _ := url.Parse(base)
      srcs, _ := url.Parse(src)
      src_url_list = append(src_url_list, base.ResolveReference(srcs))
    }
  })

  return src_url_list
}

func DownloadFiles(url_list []*url.URL) {
  for id, url := range url_list {
    raw_url := url.String()

    _, filename := path.Split(raw_url)
    filepath := path.Join("download", filename)

    response, err := http.Get(raw_url)
    body, err := ioutil.ReadAll(response.Body)

    if err != nil {
      fmt.Println(err)
    }

    file, err := os.OpenFile(filepath, os.O_CREATE|os.O_WRONLY, 0666)

    if err != nil {
      fmt.Println(err)
    }

    file.Write(body)
    file.Close()

    fmt.Printf("[%d]%s %s\n", id, raw_url, filename)
  }
}

func main() {
  url := "http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/"
  url_list := GetImgUrl(url)

  DownloadFiles(url_list)

}

ダウンロード先のディレクトリの作成
# mkdir download

スクリプトの実行
# go run downloader.go

[0]http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/include/common/p01/images/logo/ah.l.png ah.l.png
[1]http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/include/common/p01/images/global-nav/gn_headline.png gn_headline.png
[2]http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/include/common/p01/images/global-nav/gn_clw.png gn_clw.png
[3]http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/include/common/p01/images/global-nav/gn_pcw.png gn_pcw.png
[4]http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/include/common/p01/images/global-nav/gn_dcw.png gn_dcw.png
[5]http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/include/common/p01/images/global-nav/gn_ah.png gn_ah.png
~~~以下省略~~~

実は、Go言語の”channel”や”goroutine”など並列処理に関する実装方法について勉強するつもりで殴り書きしてたのですが、今日は時間がなさそうなので書いたところまでメモがてらに記事を書いていたりします(汗

Go言語で皆大好き htpdate を書いてみた

PCやサーバの時間合わせにntpdateを通常用いますが、80番と443番しか外部接続を許されないネットワークだとNTPが使えない事があります。そんな時にNTPの代替としてWEBサーバの時間を元にマシンの時間を合わせるコマンドが”htpdate”です。

仕組はHTTPのレスポンスヘッダに含まれる”Date”を元にソコソコ正確な時間を取得してOSの時間を設定します。
とても単純明快で清々しいくらいです。

例えばこのサーバだと、このようなレスポンスヘッダが帰ってきます。
この中の「Date: Wed, 08 Apr 2015 11:35:10 GMT」がサーバの時間となります。

HTTP/1.1 200 OK
Date: Wed, 08 Apr 2015 11:35:10 GMT
Server: Apache/2.2.3 (CentOS)
Last-Modified: Fri, 29 Jun 2012 10:40:46 GMT
ETag: "16e07e-5-4c39a14ab6780"
Accept-Ranges: bytes
Content-Length: 5
Connection: close
Content-Type: text/html

# vi htpdate.go

package main

import (
  "os"
  "fmt"
  "time"
  "syscall"
  "net/http"
)

// HTTPサーバへアクセスしてヘッダーからアクセス日時を取得する関数
func get_http_date(url string) (string, error) {
  response, err := http.Get(url)
  if err != nil { return "", err }

  access_time := response.Header.Get("Date")
  return access_time, nil
}

// 引数として受け取ったUNIXタイムをOSの時間に設定する関数
func settime(sec int64, usec int64) error {
  tv := syscall.Timeval{ Sec: sec, Usec: usec }

  return os.NewSyscallError("settimeofday", syscall.Settimeofday(&tv))
}

func main() {
  if len(os.Args) > 1 {
    // とりあえずHTTPサーバを1個だけ引数に受け取る
    host_name  := os.Args[1]
    target_url := "http://" + host_name

    // HTTPサーバからアクセス日時を取得
    access_time, err := get_http_date(target_url)
    if err != nil {
      fmt.Fprintln(os.Stderr, "Failed to access the HTTP server.")
      os.Exit(1)
    }

    // 取得した時間をパーズする
    server_time, err := time.Parse(time.RFC1123, access_time)
    if err != nil {
      fmt.Fprintln(os.Stderr, "Time of format is not a RFC1123.")
      os.Exit(1)
    }

    // 取得した時間をOSの時間として設定する
    if err := settime(server_time.Unix(), 0); err != nil {
      fmt.Fprintln(os.Stderr, "Failed to set the date and time.")
      os.Exit(1)
    }

    fmt.Println(time.Now())
    os.Exit(0)
  } else {
    fmt.Fprintln(os.Stderr, "Please set the HTTP server to argument.")
    os.Exit(1)
  }
}

実行してみると時間が設定される事が分かるはずです。
# go run htpdate.go orsx.net

2015-04-08 21:05:18.000046645 +0900 JST

Proxyなどは対応していませんがGo言語を勉強するうえで良い教材になりそうな気がしたので簡単に実装してみました。

[HTTP Time Protocol / htpdate] Webプロキシを経由して時刻を同期するの巻 – TrippyBoyの愉快な日々
Introduction | HTTP Time Protocol

CentOS 7.0 Go言語 + revel な環境をDockerで構築する

revelとはGo言語で作られたWebアプリケーションフレームワークです。

Go言語自体はC++の代用を試みて開発されている言語なので高速で処理を行えます。
さらに、スクリプト言語に近い形で記述することができて並列処理も得意としています。

そんなGo言語を使って作られたフレームワークは当然のごとく爆速らしいです。

そんなGo言語+revelを最近流行りのDockerを使って開発環境を作りたいと考えました。

イメージとしては、こんな感じにしたいと思います。

1,「Go言語+revel」のイメージ
2,「MySQLなどのデータベース」のイメージ
2, ソースコードやデータベースファイルなどを管理する環境
※ 取りあえず、今回は(1)のみを作成します。

CentOS7.0にDockerのインストールを行う場合は特にリポジトリの追加も必要なく以下のような感じに行う事ができます。

# yum -y update
# yum -y install docker
# systemctl enable docker
# systemctl start docker

※ SELinuxやファイアウォールは各自で設定を行ってください。

雛形となるDockerイメージを作成します。
Dockerfileと呼ばれるファイルにコンテナの構成内容をガリガリ書いていきます。

# vi Dockerfile
FROM centos

RUN useradd revel

RUN yum -y update
RUN yum -y install golang git mercurial sqlite sqlite-devel

ENV GOPATH /var/gocode/
RUN echo 'export GOPATH="$GOPATH"' >> /etc/profile
RUN echo 'export PATH="$PATH:$GOPATH/bin"' >> /etc/profile

RUN mkdir /var/gocode/

RUN go get github.com/revel/revel
RUN go get github.com/revel/cmd/revel
RUN go get github.com/mattn/go-sqlite3

RUN source /etc/profile; revel help

USER revel

ENV HOME /home/revel/
ENV GOPATH /home/revel/gocode/

RUN mkdir -p /home/revel/gocode/{bin,pkg,src}

RUN echo 'export GOPATH="$GOPATH"' >> ~/.bash_profile
RUN echo 'export PATH="$PATH:$GOPATH/bin"' >> ~/.bash_profile
RUN echo 'yes no | cp -ripf /var/gocode /home/revel/ > /dev/null 2>&1' >> ~/.bash_profile

EXPOSE 9000
VOLUME /home/revel/gocode/src/

# docker run -it -p 9000:9000 revel bash --login
# docker run -it -p 9000:9000 --volume /root/src:/home/revel/gocode/src revel bash --login
# docker run -it -p 9000:9000 --volume /root/src:/home/revel/gocode/src revel bash --login -c 'revel run sample'

※ revelの実行は原則的にrevelユーザが行います。
※ revelの雛形は/var/gocode/の中に存在していてそれを元にログインのたびに初期化して使用します。
※ revelのソースコードはホスト側や別のコンテナなど外部のボリュームで管理できるようにします。

Dockerfileを元にイメージをビルドします。
イメージにはrevelというイメージ名を付けました。

# docker build --no-cache -t revel .

※ キャッシュを使用しないオプションをつけていますが必要なければ外してしまっても問題ありません。

イメージ一覧はこのように確認できます。

# docker images
REPOSITORY          TAG                 IMAGE ID            CREATED             VIRTUAL SIZE
revel               latest              fb1a981ee328        About an hour ago   753.7 MB
centos              7                   88f9454e60dd        2 weeks ago         223.9 MB
centos              centos7             88f9454e60dd        2 weeks ago         223.9 MB
centos              latest              88f9454e60dd        2 weeks ago         223.9 MB

ホストOS側にソースコードを格納するディレクトリを作成します。

# mkdir /root/src
# chmod 777 /root/src

イメージを元にコンテナを作成してシェルを起動し、フレームワークのサンプルを生成してみます。

# docker run -it -p 9000:9000 -v /root/src:/home/revel/gocode/src revel bash --login
$ revel new sample
$ revel run sample

ブラウザからアクセスできる事を確認します。
URLの例) http://127.0.0.1:9000

WS000010

このような画面が表示できたら一度終了して、ホスト側にソースコードが保存されている事を確認します。

# ls -al /root/src
合計 4
drwxrwxrwx  6 root root   74  3月 20 21:56 .
dr-xr-x---. 3 root root 4096  3月 20 22:19 ..
drwxr-xr-x  3 1000 1000   14  3月 20 21:56 code.google.com
drwxr-xr-x  5 1000 1000   45  3月 20 21:56 github.com
drwxr-xr-x  3 1000 1000   24  3月 20 21:56 gopkg.in
drwxrwxr-x  7 1000 1000  100  3月 20 21:56 sample # <-- これ

新たにコンテナを作成して今度は直接フレームワークを起動します。

# docker run -it -p 9000:9000 -v /root/src:/home/revel/gocode/src \
  revel bash --login -c 'revel run sample'

これで先ほどと同じようにブラウザでアクセスできるはずです。

取りあえず、イメージを作成してみて・・・
予想以上に試行錯誤したので中々大変でしたが、今後の開発に大きく影響を及ぼすような可能性を感じました。

参考サイト
» Docker上でRailsアプリケーション開発 TECHSCORE BLOG
Go – 「最速」フルスタックWebフレームワーク「revel」の紹介 – Qiita

RC-S620/SをFeliCaカードに成りきらせて好きなIDmで応答するようにする

IMG_3999
※ ArduinoとRC-S620/Sの接続については(ArduinoでRELET(FeliCa電子マネー残高照会機)モドキを作ろう)で図を描いているのでそちらを参考にしてください。

ライブラリの拡張

公式で提供されているArduino用ライブラリを拡張する必要があります。

RCS620S.h 29行目付近に追加

int tginit(const uint8_t* idm);

RCS620S.cpp 80行目付近に追加

int RCS620S::tginit(const uint8_t* idm)
{
    uint8_t  response[RCS620S_MAX_RW_RESPONSE_LEN];
    uint16_t responseLen;

    /* TgInitTarget command parts */
    uint8_t command[RCS620S_MAX_RW_RESPONSE_LEN] = {0x00};
    uint8_t param_1[ 9] = {0xd4, 0x8c, 0x00, 0x00, 0x04, 0x00, 0x00, 0x00, 0x40};
    uint8_t param_2[10] = {0xff};

    /* Make TgInitTarget command */
    memcpy(&command[ 0], param_1,  9);
    memcpy(&command[ 9], idm,      8);
    memcpy(&command[17], param_2, 10);
    memcpy(&command[27], idm,      8);

    /* Execute TgInitTarget */
    rwCommand(command, 41, response, &responseLen);

    return 1;
}

スケッチの作成

Arduino側のスケッチ

#include <RCS620S.h>
#include <string.h>

RCS620S rcs620s;

void setup()
{
  int ret;

  Serial.begin(115200);
  ret = rcs620s.initDevice();
  while (!ret) {}
}

void loop()
{
  int ret;
  
  // SET IDm
  ret = rcs620s.tginit((const uint8_t*)"\x08\x07\x06\x05\x04\x03\x02\x01");
  rcs620s.rfOff();
}

Burp Suiteを使ってスマホアプリの通信を調査する

目的
スマホアプリの作成やマルウエアが流行しているので手軽に通信を解析できる手段を確保しておきたいと思いました。
今回、Burp Suiteと呼ばれるHTTPやHTTPSを解析するソフトウェアの使い方を紹介したいと思います。

※ SSL/TLSの仕組みなどについてはある程度、知識があることが前提で解説を進めます。

準備
Burp Suiteのダウンロードページからburpsuite_free_v1.6.jarをダウンロードして実行します。
※ このソフトウエアの実行にはJavaのランタイムが必要です。

Burp Suiteの起動
ダウンロードしたjarファイルをダブルクリックしてBurp Suiteを起動します。

Burp Suiteの設定
標準設定ではローカルホスト内でしかアクセスできないため、他の端末からアクセスできるように設定します。

Burp Suiteを起動したら、以下の様なウインドウが表示されます。
WS000002

[Proxy]タブをクリックし、[Options]タブをクリックします。
8080番のポートを使う設定がデフォルトで入っているのでそれを選択し、[Edit]をクリックします。
WS000003

[All interfaces]にチェックを入れて[OK]をクリックします。
WS000004

これで他の端末からこの、PCで起動しているBurp Suiteへアクセスできるようになったはずです。

Burp Suiteの証明書作成
クライアント側のブラウザなどに導入するルート証明書を作成します。

[Proxy]タブをクリックして、[Options]タブをクリックします。

[CA certificate …]をクリックすると以下のようなウインドウが表示されます。
[Export]の中にある[Certificate in DER format]を選択して[Next]を押します。
WS000005

途中、保存先の選択などがありますがファイル名(拡張子:crt)などを指定するだけで特に困ることもないはずです。

証明書を作成すると以下の様なファイルが生成されます。
WS000007

Android端末への証明書導入
先ほど作成した証明書をSDカードなどにコピーしてAndroid端末に導入します。

[設定]から[セキュリティ]をクリックし、[SDカードからインストール]をクリックします。
2014_07_12_14.29.27

証明書を置いた場所まで移動し、証明書を選択します。
2014_07_12_14.44.22

証明書の名前を指定して[OK]をクリックします。
2014_07_12_14.45.30

Android端末のProxy設定
無線LANのアクセスポイント名からProxy設定(Burp Suiteを起動しているパソコンのIPアドレスとポート番号)を行います。
※ Android端末でのProxy設定については情報がありふれているので省略します。

Android端末で行われている通信の確認
Android端末上で動いているアプリが行った通信の内容が確認します。

[Proxy]タブをクリックして、[HTTP history]タブをクリックします。
HTTPだけでなくHTTPSの通信も複合されているためリクエスト・レスポンス双方の通信内容を確認する事ができます。
WS000009

今回、Android端末を用いて書いていますが、基本は対象がiPhoneでもパソコンでも行う事はさほど変わりません。

以下は、状況に応じて設定してください。

Burp Suiteで通信を毎回止めたくない時の設定
Burp Suiteを介して通信を行うとリクエストごとに毎回[Forward]ボタンを押さなければなりません。
リクエスト内容を書き換えたいときは便利なのですが、単純に通信を見たいときは邪魔なので以下の設定を行います。

[Proxy]タブをクリックして、[Options]タブをクリックします。

[Intercept Client Requests]で[Is in target scope]を選択して有効化します。
WS000008

Burp Suiteの日本語表示
Burp Suiteで解析した通信に日本語が混在していた場合、日本語が化けて見えなくなるため、見えるように設定します。

[Options]タブをクリックして、[Display]タブをクリックします。
[HTTP Message Display]のフォント設定を日本語用のフォントに変更します。
WS000006

※ 証明書の導入などもあるため大丈夫だとは思いますが、くれぐれも悪用などしないようお願い致します。

参考サイト
Burp Proxy で iPhone の通信をパケットキャプチャ
[改訂版] iPhoneアプリのSSL接続をパケットキャプチャする方法 | [ bROOM.LOG ! ]

CentOS7 ネットワーク設定 消えた ifconfig と system-config-network について

CentOS7がリリースされましたのでネットワークについて若干メモを残しておきます。

CentOS6以前は以下のコマンドでIPアドレスを確認していました

# ifconfig

CentOS7以降は以下のコマンドを使うようになるみたいです

# ip addr show

CentOS6以前は以下のコマンドを使用してネットワークやIPアドレスの設定をしていました

# system-config-network

CentOS7以降は以下のコマンドを使用してネットワークやIPアドレスの設定を行うようです

対話式の場合
# nmtui

コマンドラインベース
# nmcli